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かばたのある暮らし



滋賀県の面積の1/6を占める琵琶湖には大小あわせて400もの川が流れこんでいます。

琵琶湖を囲むように発達した湖岸の人々の暮らしには、古くから湖を守るための独自の水文化がうけつがれてきました。滋賀県第2の川、安曇川の豊かな伏流水がまちのどこにでも湧き出す高島市針江は「針江生水の郷」として水をめぐるくらしのルールがまちを支えています。

町の人は湧き出す水を「生水」(しょうず)と呼んできました。「生水」には文字通り生きた水という意味がこめられているのです。

各家々の台所につづく「川端」(かばた)と呼ばれる水場には、このまちの人たちの水を大切にしてきたくらしのかたちがあります。
休むことなく湧き出す生水があふれる「元池」の水は飲み水として、その水が流れ落ちる「坪池」の水は顔を洗ったり炊事の水として、そして、その水は鯉の泳ぐ「端池」へと流れ込みます。「端池」は食器を洗ったりに使います!お釜についた米粒などは泳ぐ鯉がすべて食べつくしてきれいになった水が家のそばの小川からまちの中央を流れる大川をへて琵琶湖に入るのです。

いわば水源地にあるこのまちでは、水をめぐるシステムを「川端」と呼び神聖な場所としてその家の主婦が守ってきました。このまちに嫁いできたお嫁さんは、今もお姑さんからまず教えられるのは、この川端をめぐるルールだそうです。

まちの中央を流れる大川から子供たちの元気な声がきこえてきます。カワガニが走り鮎が泳ぐ川での遊びの中で子供たちは水と共に生きるルールを身につけていくのです。

休むことなく湧き出る水を生水と呼びその水をいかにピュアに琵琶湖へ届けるか、そのために生み出されたここ針江の川端は、あたりまえのことをあたりまえに守りつづけることの大切さを私達に教えてくれました。

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「針江生水の郷」への訪問は事務局に連絡して下さい。090-3168-8400
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