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祇園さんにはキュウリは食べません



早朝からセミの大合唱がはじまっています。

「祇園さんやから梅雨ももう終り」京都では祇園祭の頃が例年梅雨明けを迎えるところから、たとえそれより早く気象台の梅雨明け宣言がされても京の人は祇園さんまでと決して譲りません。
そしてその祇園さんが終ると京の夏はいよいよ本番。

ナス、カボチャ、キュウリ・・・京野菜がおいしいシーズンを迎えます。トマトもキュウリも今では年中手に入りますが、本来日本では夏がシーズンの野菜。

       

京都ではこのキュウリを7月一杯口にしない人たちがいます。
祇園祭は祇園八坂神社のお祭りですが、その八坂神社の紋にキュウリの切り口が似ているとして祭にかかわりのある人は、昔から食べないのです。祇園祭は17日の山鉾巡行がよく知られていますが、お祭りそのものは7月1日に始まって1ヶ月まるまるつづきます。その間中キュウリを口にしないというのですから念が入っているのです。
キュウリはインドあたりが原産、紀元前にヨーロッパに伝えられそれがシルクロードを経て仏教と共に日本に伝えられました。
奈良時代には「黄瓜」とも記されていますが、今私達が食べるあおい細身のキュウリと違って文字通り黄色く完熟した太く種の多いキュウリを食べていたのです。

「ウリのツルにはナスビはならぬ」という諺がありますが、かぼちゃにはキュウリがなります。今日キュウリがここまでひろく食べられるようになったのは、かぼちゃの協力があったから、本来キュウリの根は病気になりやすく、連作を嫌い農家にとっては、けっこう大変な野菜でした。そこで根の張りがよく病気にも強いかぼちゃの根にキュウリを接ぎ木することで根の強いキュウリが生れたのです。

夏の野菜は太陽のエネルギーをたっぷりたくわえた露地ものが多くなります。自然のエネルギーを体にしっかりとり入れることのできるのもこの季節です。夏は暑いと敬遠するのではなく積極的にチャレンジするのも夏をのりきるひとつの方法。そのためにお役に立つのが「はじめてのお灸 moxa」を足三里、合谷に・・・。夏の灸養生、是非おためし下さい。
* 季節 * 18:14 * comments(0) * - * - -

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