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よもぎだんご



暖かかったり寒かったりがニュースになるほどの変化のきびしい天気にもかかわらず、4月に入りよもぎがぐんぐん大きくなってきました。

おまんやさんの店先には桜餅と並んで濃い若みどりの色あざやかなよもぎだんごが並んでいます。京都では、だいこんをおだい、なすをおなすと呼ぶように饅頭のことをおまんと呼びます。おまんやさんは町内に一軒はあるくらい京都には、とてもたくさんあります。お店のガラスのショーケースには、お正月の花びら餅、ひなまつりのひちぎり、お彼岸のおはぎ、男の節句のちまきなどと並んで、桜餅やよもぎだんごなど季節季節のお菓子も並んでいます。

ちょっとしたお使いものや普段使いのお菓子があって、まちの暮しにとても近いお店、それがおまん屋さんなのです。

京都には、お茶会などに使う注文のお菓子を専門につくるお菓子屋さんもありますがおまんやさんのお菓子は桜餅やおはぎなどとポピュラー----。それだけに一軒一軒にそのお店の味があり、桜餅はどこ、おはぎはあそことごひいきのお店の名前を必ずきくことができるほど、どこのおまんやさんにも深いこだわりがあります。今がシーズンのよもぎだんごも近郊の山で自ら出向いて手摘みしたよもぎ、中につつむ粒あんも薪のかまどで炊いた粒あんであったりとか、その本物へのこだわりはさすがというほかありません。

このおまんやさんのおまんは、朝生づくりと呼ばれその日に店に並ぶお菓子はその日の朝からつくったもので、その日かぎりの生菓子です。朝暗いうちからつくりはじめ7時頃には、店を開けているお店もあるほど、早起き。次から次へと出きたてのおまんが店先のケースに並びます。思いっきり春を主張するような濃いよもぎ色は手摘みの生のよもぎを蒸してだんごの生地につき込んであるからで、よもぎの深い色あいとあたりにただようほどの春の香りもいっぱいのよもぎだんごは、おまんやさんの心をこめた春の便りなのです。

よもぎの香りは古くから邪気をはらうとされ、ひろく利用されてきました。
漢方では艾葉(ガイヨウ)と呼ばれるよもぎ。艾の字には「なくする」「とめる」という意味もあり、よもぎは文字通り病気をなくする薬草とされ万能薬という呼び名もあるほどです。お灸に使われるもぐさは、このよもぎの葉の裏の綿毛だけを取り出したもの。よもぎの有効成分もお灸効果を高めているのです。

不安定な陽気の毎日、こんな時こそ「はじめてのお灸 moxa」で春の灸養生を----。ヒザの外側の足三里がオススメです。
* - * 15:14 * comments(1) * - * - -

コメント

こんにちは。
先日初めてmoxaを知りました。
興味を持ったのですが、いったいどこで売ってるのかが
検討もつきません。
普通にドラッグストアで売ってるものなのでしょうか。
大阪市内ならどこで売ってますか?
Comment by 麻 @ 2010/04/20 12:27 AM
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