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ネ(nez)


初夏の南フランスは丘を埋めつくすラベンダーをはじめ彩り豊かな花畑がぬけるような青空の下どこまでも続きます。
香水のまちとして数百年の歴史を持つグラース(Grasse)はカンヌから17kmほど山に入ったところ。街は名だたる香水メーカーがいくつもあります。

春から秋にかけて毎日、近郊の村からおびただしいハーブが運びこまれます。バラ・ジャスミン・ラベンダー……。今日摘み取られたばかりのバラの花が香りの工場に集められて大きな山になっていてびっくり。
エッセンシャルオイルを抽出するためなのですがその量は半端ではありません。

このグラースは有名な調香師(パフューマー)を数多く出していることでも知られています。生まれた時から花の香りにつつまれて育ったからなのかな?
そんな調香師の頂点に立つ人たちは、なんと「ネ(nez)」鼻の意の称号で呼ばれています。
香りのスペシャリストを尊敬をこめて鼻と呼ぶなんてなんだかとってもストレート。
でもどんなに科学が進歩してもデリケートな香りのニュアンスをかぎわけるのはヒトの鼻が一番とか。「ネ」となればなんと3000種類以上もの香りがかぎわけられるそうです。

バラの花ひとつでも、その年、その日の気候、花摘みの時期、摘んだ時刻などの微妙な自然条件も知ることが調香師には必要なんだそうです。なんかソムリエがワインのテイスティングに、ぶどうのとれた地方だとか、畑だとか、丘の畑が谷間であるとか、仕込んだ年数であるとかで味わいわけるという話に似ていますね。

私の立ち寄ったグラースの香水会社FRAGONARD(フラゴナール)はのんびりとした旧市街にあり、バラの種類の多さとバラにもレモンの香りやバニラの香りがするものがあってとても興味深かったのを覚えています。

はじめてのお灸moxaはバラの花を中心とした、はなの香りを含めて4種。
お灸をしながらお気に入りの香りを楽しんでください。あなたの「nez」はどの香りを選ぶでしょうか?
* 香りについて * 13:54 * comments(0) * - * - -

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