<< 間もなく入梅 | main | かつおぶし箱 >>

風薫る



春の風が「光る」といわれるのに対し、夏の風は「薫る」。
本来色も名もない風なのに。
風薫るは江戸時代は6月のコトバとされてきましたが旧暦の6月というと、今では7月、8月にあたり夏まっさかりというわけで、近頃では5月頃の季語とされているようです。
しかし芽ぶいたばかりで、赤や黄色のまじった幼い色の5月のみどりより今頃の野山にみる鮮やかなみどりはまさに目にしみるかのようです。

みずみずしい森や林をサワサワと渡る風には若葉のみどりがとけ出して風にのって伝わってくるような気さえします。
まさに風薫るというコトバがぴったり。
又、みどりの梢をゆらし葉の裏側を見せて渡るような、やや強い夏の風は青嵐(あおあらし)。そして木々の葉の白い裏側をめくりながら吹きぬけていく風がつくる木々のゆれは風の道とも呼ばれています。

風薫るといわれる森に一歩、足をふみ入れると、体のすみずみにまで森の匂いにそまりそうな気がします。
この森の匂いの成分はフィットンチッド。
ラテン語でフィットンは植物、チッドは殺すという意味だそうで森の樹木や植物がカビや細菌や虫から自らを守るために放出する放香性物質のことなのです。
このフィットンチッド、人にとっては心身をリラックスさせ自然治癒力を高める働きがあるといわれています。

アロマテラピー発祥の地でもあるフランス、特に自然に恵まれた南フランスでは古くから自然療法(ナチュロバシー)が深く生活の中にとり入れられてきました。
ナチュロバシーの中心は植物のチカラ、ヒトはメソポタ文明の時代から植物のチカラを医療に用いていたのです。この自然療法は、21世紀の予防医学として、今世界的な注目を集めてもいるのです。

風薫る ---- 。
自然素材の四つの香りがえらべる天然よもぎ100%の「はじめてのお灸moxa」
お部屋で風薫るを体験してみませんか。
* 季節 * 10:06 * comments(0) * - * - -

コメント

コメントする









このページの先頭へ