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花開く音



「蓮開く、音きく人か 朝まだき」と子規も詠んだ通り、ハスの花が開く時には音がすると昔から言われつづけてきました。たしかにきいたという人もいて、例年初夏の頃になるとよく話題にのぼります。
ハスを宇宙創造の最初に出現した花としたインド神話にも見られるように古くからハスは神秘的な花ゆえにさまざまなエピソードを生んできたのです。そのひとつがハスの花のひらく音。

滋賀県草津市の琵琶湖に面した烏丸半島には観光用としては日本有数のスケールのハスの群生が見られ、連日多くの人でにぎわっています。数年前、このハスの大群生に録音機材を持ち込んで連日張込んだ地元TV局によるとハスの花がひらく瞬間に音はたしかに録音できたそうです。
ただしその時映像には、花の下で空中から落ちてくる小さな虫をねらって待っているブルーギルの姿が映っており、音の正体はどうやら虫をパクリとやる瞬間の音らしいというのがこのプロジェクトの結論だったのです。

“ひらいた ひらいた なんの花がひらいた 蓮華の花がひらいた ひらいたと思ったらいつの間にかしぼんだ” この童謡にうたわれている蓮華は、春いわゆる野原をいちめんにおおうレンゲ草のことではなく実は今を盛りのハスの花のこと。この童謡の通り夜明けと共に開くハスの花。朝まだき静寂の中、キリットした花が開くその瞬間、音がするといわれれば音がするのかなと思わせる凛とした美しさなのです。
さもありなんきっとそうだろうと思わせるハスの花の究極のそのかたち…私達は、日常生活の中でハスの花の開く音のようにきっとこうだ、こうだろうと思いこんでいることってよくあります。

お灸もそう。今お灸は決してあつくはないといってもあついと思いこんでいる人も少なくありません。はじめてのお灸moxaお灸のなかでもビギナー用。いちどそのやさしい温熱と京都生れの香りを楽しんでみませんか。
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