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朝の本屋さんの匂い



朝一番、開店直後の大きな本屋さんの空気って独得なのもがあって好きです。
今、荷ほどきされたばかり、今日店頭に始めて並ぶ新刊書が店内のアチコチに積みあげられ、手押車に満載の本が次々と運び込まれる朝の時間帯の空気が特に好きです。

店の人たちにしたら、ちゃんと並べてからいらっしゃいよってことかもしれません。魚市場のように威勢のいい呼込みの声もなく静かですが、朝の本屋さんの空気ってなぜか魚市場を連想させるようなワクワク感にあふれているから不思議です。

そこかしこに積みあげられ今日のデビューを待ったたくさんの本の山の中の一冊一冊が読んで読んでって叫んでいるからかもしれません。
なかには発売から何年もたってブレークする本もあるにはありますが、近頃のように毎日おびただしい数の本が出版される時代、話題にものぼらず注目もされないですぐに店頭から姿を消す本も少なくないのです。
というより毎日出版される本の中でかなりの本が一定期間をすぎると返品されてしまいます。
そんな運命を背負った新刊書の山の叫びがきこえるからこそ、朝の本屋さんの空気にはどこか人を引きつけるチカラがあるのかもしれません。

朝の本屋さんの匂い。それは新刊書の匂い。
印刷インクと紙の匂いってよくいいますが・・・。うんん??買ったばかりの新刊書を開いて鼻を近づけてみると、あれ・・・近頃の本ってあまりインクの匂いなんてしないのです。
におうのはほとんど紙の匂いのよう。
新刊書イコール印刷インクの匂いというのは、どうやら思い込みの世界だったのかも。
匂いという色もカタチもないものだけに、そこは思い込みの入り込む余地があるのかもしれません。
でも、朝の本屋さんの匂いってなぜかワクワクさせるんです。

お灸なのに部屋の中がいい香り・・・。
「はじめてのお灸moxa」は、まさにその通りと喜んでいただいています。
一度、おためし下さい。
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