<< 京の秋はおくれそう | main | 落葉は自然からの手紙です >>

自然のふしぎ「あめ」



きのう11月8日は立冬。
金沢・兼六園の冬の風物詩「雪吊り」も美しい姿を見せ、街は冬仕度がすすんでいます。
加賀百万石の城下町、金沢は京都に似て街並みにも人々の暮らしにもさまざまな歴史が息づいています。
白い四角の帆布に「あ」「め」と黒く墨書された暖簾で知られる、あめ屋さんもそんな伝統を大切に守ってきたお店のひとつ。

道具や設備は、変っても江戸時代の創業の頃からの蒸しあげた米に砕いた麦をまぜて、お湯と共に仕込むだけというシンプルな工程のあめがとても人気です。

米のでんぷんに発芽した麦をくだいてまぜ、お湯の中で発酵させると麦芽の中の酵素の働きで、でんぷんが麦芽糖に変ります。
これを絞って煮詰めたものが水あめ、これを更に煮詰めるとコハク色のあめになるのです。
この麦芽糖の歴史は、日本書紀にも「あめ」が登場するほど古く、砂糖が高価ながら一般的に使われはじめた江戸時代後半までは日本の甘味料の代表として「あめ」というより調味料として用いられていたのです。
お隣りの韓国では、今も水あめが調味料としてたくさん売られていますが、料理に使うと魚の生ぐささを消したり煮物に照りをつけるなどの働きもあるのです。

米と麦とお湯、その組合せだけで甘さをつくり出す自然の凄さというか不思議さにはただ驚くばかりです。
砂糖のようにストレートではなく、独得のやさしい甘さと、なんともいえない旨味のあるおいしさの麦芽糖。
自然の恵み以外、一切まじりっけのないピュアさだからこそ、かつては薬として用いられていたという話もうなづけます。

カロリーは砂糖の約1/10といわれるほど低く血糖値を抑える働きもある麦芽糖、やっぱり自然のものは安心できるやさしさがありますね。

ほどよい温熱とやさしい香りの「はじめてのお灸 moxa」香りも、もぐさも100%天然。自然の恵みに身をゆだねて、リラックスして下さい。

* 健康 * 13:24 * comments(0) * - * - -

コメント

コメントする









このページの先頭へ