<< 神農さん | main | 甘酒ってすごいのです >>

秋のランドマーク



その高さといい、きわだった色といい秋のイチョウはひときわあざやかなイエローでよく目立ちます。いうなら秋のランドマーク。街にも小さな集落にも必ずといっていいほど一本や二本あります。でもイチョウは中国生れ、中国が原産の植物。

イチョウがすごいのは「生きた化石」といわれるその歴史、かつて大型恐竜が地球をのし歩いていた約一億五千万年前のジュラ紀に地球をおおっていたそうです。それが氷河期をこえてくる間にほとんど絶滅し、たった一種だけが中国に残っていたのが、日本に伝えられたのです。それは千数百年も前のこと。いつの間にか日本全国にひろがり、なかには樹齢数百年、幹回り十数メートルという巨木もたくさんあるほど長寿なのです。
イチョウの中国の呼び名のひとつに鴨足子というのがあります。あの独得の葉っぱが鴨の足に似ているところからそう呼ばれているのですが、この中国語の読み方「イーチャウ」が日本語のイチョウになったとか。葉っぱを一枚手にして角度をかえてよく見るとなるほどなるほどと思えてきます。

日本語でイチョウは銀杏とも書きますが、もうひとつの読み方ギンナンというとあのとがったチョット匂いのきついあの実がうかんできますよね。イチョウは中国では薬用植物。ギンナンもビタミン、ミネラルを多く含み、漢方薬やスタミナ食として重宝されてきましたが食べすぎには注意です。

でもついついくせになるおいしさ。問題は爆発をふせぐために焼く前に殻を割っておかないといけないのは面倒なこと。そこでとっておきのギンナンの食べ方をひとつ。茶封筒にカッターナイフで1〜2cmの切れ目を一面に入れそこにギンナンを入れて口を折りまげてレンジでチン。袋の中でポンポン音はしますが、数分で食べられます。

でも秋の夜長、しっかり味わいたいという場合は殻を割ってしっかりこげ目がつくまでいったら、フライパンに移し火をつけ濃い塩水をジャッとかけると瞬間に水が蒸発して塩の結晶が殻にからみついて塩味になり手間をかけただけのおいしさが楽しめます。秋の夜長、あなたはおいそぎですか、それともじっくりいってグラス片手に秋のおいしさを味わいますか。
「はじめてのお灸moxa」は身も心もリラックス。秋の味を楽しみながら、お灸するのもまた風流。香りは香木がおすすめです。
* 季節 * 16:33 * comments(0) * - * - -

コメント

コメントする









このページの先頭へ