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甘酒ってすごいのです



師走の街で「麹」の看板にであいました。
12月に入ってやっと吹きはじめた木枯らしの午後のこと、急に冷え込んだ天候のせいだったからかも知れません。麹屋さんのお店に足を一歩ふみ入れると、不思議な甘い香りの中で麹に御対面。
麹の和製漢字は「糀」と書きます。
蒸米に麹菌をふりかけ、一定温度を保つと麹菌の働きで、ゴハンの周囲に白い麹の花が咲いているように見えるところから生まれた漢字だそうですが、出来たばかりの麹はまさに「糀」の字がぴったりなんです。

今、私達の暮らしと麹はあまり関係のないような遠い存在なのですが、実は今も深いかかわりがあるのです。お酒をはじめ、みそ、しょうゆ、みりん、酢など毎日の調味料のほとんどは麹菌の働きでできているのです。
その他にも、乳酸菌、納豆菌、イースト菌など私達の暮らしは自然の微生物の働きで、食べ物をおいしくしたり、保存したりしてきたのです。
その代表のひとつが実は麹菌というわけなのです。
かつては、みそもしょうゆもそれぞれの家庭でつくっていたところから、日本各地に今も麹町とか麹屋町なんていう町名が残っています。

「甘酒ならすぐできますよ!」お店の人に炊飯器の保温機能を使えば甘酒を作ることができると教えられ早速、甘酒づくりに挑戦を決めました。
かつては麹菌の働きを助けるために、コタツに入れたり湯タンポを入れたり保温にけっこう手間がかかったそうですが、それが保温スイッチONでOKというわけです。
教えられた通り炊きたてのゴハンに麹とお湯を入れてよくかき混ぜ炊飯器のスイッチを保温にして一晩・・・おそるおそるフタを開けるとフワーッと甘い香りが立ちのぼってきました。
甘酒の完成です。味も香りも心なしか今まで飲んだ甘酒より一段上、大成功!満足満足。

木枯らしにいかにも似合いそうな甘酒、ところが甘酒の季語はなんと夏。
これは、江戸時代から栄養価の高い甘酒は、夏バテ防止に夏によく飲まれていたからだそうですが甘酒はなんとブドウ糖、ビタミン、アミノ酸を最も多く含んでおり、病院の点滴にも匹敵する栄養価に富んだ飲みものなのです。

今、ヨーロッパやアメリカでは、自然の味わいと栄養価が高くヘルシーなところからデザートの材料や甘味料としてよく使われているそうです。米と水から甘さを引き出す麹菌のすごさ、でもその麹菌、今も人がつくることはできない自然の恵みのものなのです。

「はじめてのお灸 moxa」の香りも天然の香り、そのやさしい香りが好きという人がどんどん増えています。一度お試しください。

* 健康 * 15:44 * comments(2) * - * - -

コメント

すごいですねー。
炊飯器で甘酒ができるなんて!

今度試してみます♪
Comment by yogini @ 2007/12/08 9:30 PM
yoginiさん、コメント頂きありがとうございます。
お返事大変おそくなりまして、申し訳ありません。

甘酒はおいしくできあがりましたか?

また、ご感想をお聞かせくださいね。

Comment by sennenq @ 2007/12/19 11:48 AM
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