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ひなまつり




桃の花・菱餅・甘酒・ひなあられ----- 。
ひなまつりに向けてデパートの菓子売場が日に日にピンク色に染まっています。特に日頃はシックなトーンの和菓子コーナーがこの期間だけは、思いっきりとばかり桃色一色。

ひなまつりは、女の子の成長の無事を祈るおまつり、おひなさま、女の子の節句とも言われてきましたがもともとは中国の行事。ひなまつりにつきものの桃の花は邪気をはらうとして欠かせないものとされてきたので桃の節句とも言われるのです。しかし3月3日ではまだ桃の花は固いツボミ。ひなまつりに花屋さんに並ぶ桃の花は、この日のために特別に咲かせたもので、自然に咲く桃の花は4月に入ってからです。

ひなまつりが今のように立派な人形を飾るようになったのは、江戸時代になってからだそうで、それまでは中国で行われていたように紙でつくったヒトガタに邪気をのせて川に流していました。
旧暦3月3日、今年は4月の8日にあたりますが、この日、色紙で折ったひなを近くの千代川に流す島根県用瀬(もちがせ)の流しびなの行事は本来のひなまつりのかたちを色こく残しているといえるのです。

春めいた光の中、ワラで編んだ桟俵(さんだわら)にのった色紙を折ってつくられたおひなさまは、女の子の無病息災を託されて、きらめく流れの中にゆらゆらと・・・いかにも春を告げる行事なのです。そして、もう岸辺の桃の花だって咲くころ自然も子供たちの健やかな成長を見守っているのです。

それからひなまつりに欠かせない菱餅の色も、春を表現しているのって知っていますか?五段の菱餅もありますがポピュラーな三段の菱餅は上からピンク、白、みどり。ピンクは桃の花、白は雪、みどりは大地をあらわしているのだそうで、桃の花がひらきはじめる春、白い雪の下にはもう春のいのちが芽をだしているという状景。このみどりは、芽を出したばかりのよもぎをつき込んだよもぎ餅、ひときわ香り高く春の訪れを告げているのです。

三寒四温とはまだいいがたい今年の冬。しかしひなまつりともなれば、やはり気分もなごみます。いよいよ季節は春、明るい光に春を満喫して下さい。天然よもぎ100%せんねん灸「はじめてのお灸moxa」からの提案です。
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