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京の金魚鉢


街中のどこかでも山が見えるといわれる京都は、三方を山に囲まれた小さな盆地、四季の移り変りがとても判りやすいところです。
春の桜、秋のもみじのすばらしさを引きたてるかのように、京都の冬と夏はきびしい盆地特有の気候で全国的に知られるほど。
そのような気候の中でいかに暮していくかのための工夫や智恵が長い年月の間にいくつも生まれてきました。
なかでも祇園祭ではじまる京都の夏には、さまざまな京ならではの行事やたべものが実にこまやかに暮しの暦の中に息づいています。
そのいずれもが暑い夏をのりきるための智恵であり、夏をやりすごすための工夫。
それがきちんと守られ行われることが、京の夏ならではの独得の風情となっているのです。
京都では6月30日は、三角形の水無月を食べる日、京の周辺には氷室という地名がいくつもあります。冬場きびしい山の気候を利用して氷をつくり、室(ムロ)と呼ばれる横穴に保存し、旧歴6月に入ると宮中に献上するならわしがありました。
旧歴6月といえば暑さもいよいよ。氷が手に入らない街の人が考え出したのが、気分だけでも氷を味わおうと白いういろうの上に甘いあづきを散らしたお菓子が水無月、氷に見たてるわけですから三角形の角のシャープな線が涼しげといえば涼しげです。
水無月ほどのいわれはありませんんが、暑い京の夏を忘れさせてくれると人気のお菓子、金魚鉢が今年もつくられはじめました。


あわーい水色をしぼった金魚鉢の中にポチッとした目の金魚が2匹泳いでいます。この金魚鉢は寒天、金魚とうかぶ水草はあんこ、いかにも涼しげで一時の涼を伝えてくれます。
夏限定のこのお菓子。食べるにはちょっとおしくてずっと置いておきたい気持ちになります。一個一個手づくりだそうで一日にそうたくさんはできないようです。
降りやんでいた梅雨の雨が又降りはじめました。
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