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キキョウが風にゆれてます

 
残暑とはいいがたい炎熱の中、時おり吹く秋をおもわせる風にキキョウの花がゆれています。
秋の季語にもあげられ、秋の七草のひとつにも数えられるキキョウですが、今では7月から9月にかけて咲く花なのです。しかし、その気品ある色といいキリッとしたカタチといい、いかにも秋をおもわせる風情がいつの時代にも好まれ、夏の扇子の図柄や夏のきものや帯に、いかにも涼しげに描かれてきたのです。

今では野生のキキョウはあまり見ることができなくなりましたが、キキョウの根は生薬として早くから使われてきたのです。セキドメに効果があるほか、その成分には、免疫力を高める働きもあるところから化膿した時に塗るのではなく飲み薬として用いられるところから、薬草としても知られています。

韓国では、キキョウはトラジ、あの韓国を代表する民謡にもうたわれるほど親しまれている植物。キキョウの根は、水でさらして食用にされてきました。薬食同源が基本の韓国料理では、早くからキキョウのすぐれた効果が暮らしの中で生かされているのです。
英語でキキョウは、バルーンフラワー。キキョウのプックリふくらんだ、あのつぼみのカタチからこう呼ばれているのでしょうね。

「桔梗花 咲くとぽんと いいそうな」(加賀千代)
パンパンにふくらんだキキョウのツボミはいつの時代にも思わず押してみたくなるカタチ。押すとポンと音がするところから、子供のあそびのメニューのひとつだったのです。
お盆も終り、本来ならそろそろ秋の気配がというのに今年は遅れてきた残暑にとまどいの毎日。
でも風にゆれるキキョウの花は、目に秋の近いことを教えてくれています。

夜明けなど急にひんやりした日もあったりして、夏風邪を訴える人が意外と多い年です。
くれぐれも体調に気をつけて、夏負けしないようにがんばりましょう。
体調管理には足三里、手の合谷のツボに「はじめてのお灸moxa」を・・・。
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