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さつまいも

 
スイートポテトというとお菓子がうかんできますが、お菓子だけでなく英語では、さつまいもそのものをさします。文字通りポテトより甘味があることから、そう呼ばれてきたのでしょうか。

秋の声をきいて、デパートのケーキ売場には、スイートポテトだけでなく、さまざまなさつまいもを使ったスイーツが並びはじめています。さつまいものジェラート、プリン、パイ、スコーン、クッキーなどなど、お菓子の食材としてもなかなかの活躍ぶりです。

さつまいもは、中南米が原産でそれが中国に伝えられ、17世紀に沖縄から、鹿児島へと伝えられました。そして、鹿児島に多いシラス台地でも育つところから、この地で栽培が始まったのです。

さつまいも(薩摩芋)の名づけ親は蘭学者の青木昆陽。どんな土地でも育つところから救荒植物として幕府にすすめたため関東はじめ全国にひろがりました。戦中戦後の食料難の時代を支えたのもさつまいもだったのは、よく知られています。

今も、さつまいもの生産量の1/3を占める鹿児島は、江戸時代にもうさつま芋を使って芋焼酎がつくられていたという歴史があります。
本格焼酎のなかで今、めっきり人気が出ている芋焼酎ですが、あまりの人気に一時はさつまいもが品不足になったほど。かつてはその独得の強い匂いが特徴だった芋焼酎も技術の進歩でかつての匂いもほんの少しに、洗練された味でぐんとポピュラーになったのです。

ふかしいも、煮物、天婦羅、大学いも、石焼いも、かつて秋のたべものの上位にランクされていたさつまいも、今ではそれほどの人気もないようですが、アルカリ食品でミネラル、繊維質もたっぷり、ビタミンも豊富で低カロリーというすぐれた健康食品とあって再び注目を集めています。
かつて収穫量の多さだけが求められた時代から、今ではホクホクしたもの、甘味の強いもの、火の通りの早いものなど品種改良も進み、加熱するとあざやかな紫色になるさつまいもは、お菓子の色づけなどに人気上昇中です。

秋らしくなってきました。秋には秋のたべものがからだにいいという東洋医学の智恵。
さつまいもの煮物も、今が旬です。


からだも秋から冬モードをめざしはじめています。養生のために「はじめてのお灸 moxa」でサポートするのが今の季節、お灸のかしこい使いかたです。
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