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10月の白い雲


スコーンと晴れ上がった10月の空にポカッとうかぶ白い雲。
ひつじ雲、いわし雲、レンズ雲など、雲にはそのカタチから名前のついた雲もありますが、その気になって空を見上げると雲は次から次へとさまざまなカタチを見せてくれます。

大空は雲のアートギャラリーと呼んだ人がいますが、たえず動きながらくっついたりはなれたりするなかで雲は気まぐれにくじらになったり、ドーナッツになったり、ワニになったり、キツツキになったりとほんの一瞬ですが、実にユニークなカタチを見せてくれます。

雲というのは空気が上昇すると空気中の水蒸気が冷やされて水や氷の小さな粒になったのが集まり、それが太陽の光に反射して白く見えているのです。
そして雲の中で水滴どうしがくっつき成長するとやがて雨になり地上に帰ってきます。だから雲は天気の移り変わりにとても密接につながっているため、天気の予測に昔の人は雲のカタチや動きを見て判断してきたのです。

標高3776mの富士山の山頂にかかる笠雲は、その名前の通り開いた笠のようなカタチの雲ですが、その笠のカタチと山頂へのかかり具合で山麓の人たちはずっと天候の判断をしてきました。

そのいいつたえは年間を通して70%以上もの確率で的中することが地元の測候所の追跡調査でわかったそうです。

自然と共に生きるなかで自然のチカラを読みとって暮しの中に生かしてきた先人のすごさがあらためて証明されたのです。

ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる ひとひらの雲

よく知られたこの短歌の主役はひとひらの雲、この雲が私たちの心にひびくのです。
雲というのは時にくらしの情報を届け、時には私たちの心にひびく言葉にもなるのですね。

お天気の情報もケイタイやTVの時代、現代人は空を見上げなくなったといわれています。
空のギャラリーは年中無休、いつでも見ることができます。
ちょっと時間ができたら、いっとき、子供の心にかえって空を見上げてみませんか。
きっと、一日幸せなキモチになれるお気に入りの雲にであえますから・・・。

北海道では初雪の訪れもきかれました。朝・晩は肌寒い日もあります。
日々の養生には「はじめてのお灸 moxa」をおわすれなく。

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