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クレオメ 風蝶草


「とてもきちょうめんな花でネ、毎年秋の始まりに咲くんですヨ」
近所のお庭にクレオメが花をつけています。

クレオメは日本名は風蝶草とか西洋風蝶草とも呼ばれます。
淡いピンク色の花がいくつも集まってあたかもひとつの花のように咲きますが、一つ一つ小さな花はとてもユニーク。
ピンクのスプーンのように長い花弁が4枚、長い雌しべ、そして6本くらいのヒゲのようにう〜んと伸びた細い細いピンク色の雄しべが空間に舞うように伸びる姿から風に舞う蝶、風蝶草という名前がつけられたのです。

しかし、ところ変われば名前も変り、英名は「スパイダーフラワー」。
どうやら長い雄しべがくもの足のように見えたからなのでしょうか。

原産は南アメリカで日本には明治に入ってきました。夏から秋にかけて咲きますが、熱帯の花らしく乾燥に強く夏でも可憐な花を欠かさないところから、ガーデニングの花としても人気があります。

クレオメは夜、咲く花です。朝はきれいなピンク色ですが時間とともに白くなり夕方にはしぼむ一日だけの花ですが、一本の茎の先にとてもたくさんの小さな花がついていて次から次へと咲くため、1本の花としては長く楽しめるのです。

目を近づけて見るとピンク色に統一した長い花弁とヒゲのような細長い雄しべのクレオメの姿にはふしぎがいっぱいです。
植物や昆虫は時としておどろくべき、カタチに進化をとげますが、それぞれに理由があります。

例えばある種の昆虫にだけ受粉をまかせるためにその昆虫にしか蜜が吸えないように花のカタチを進化させるとか。

クレオメのあの花弁や雄しべのカタチの理由も何かきっと昆虫との約束事があるのかもしれませんね。

クレオメは花が終わるとゴマよりもっと細かい粒の種をあたりにとばします。
だから毎年、春になると、その種が芽をふくためにきちんと同じ時期、同じ場所に花をつけるのです。

空気が乾燥してくると、コンコンせきをする人が増えています。
二十四節気では白露、秋の始まりです。
秋口のせきにはヒジを曲げたときの内側のツボ「尺沢」に「はじめてのお灸moxa」を。
「尺沢」のツボは、せんねん灸ホームページ・ツボ二十四節気「白露」をご覧ください。

sennenq01 * - * 19:42 * comments(0) * - * - -

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