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干し柿

秋のくだものとして知られる柿は寒さがつのるとともに、時間をかけて完熟にしたやわらかい熟柿につづいて、干し柿のシーズンを迎えています。干し柿はそのままでは渋くて食べられない柿の皮をむき、寒風にさらすことで甘くなるという古来から伝えられた加工法、柿の産地の農家ではこの季節、黄金色のすだれのように皮をむいて縄につるした柿をあちこちで見ることができます。

柿は平安時代にすでに食用とされていましたが、この頃は甘柿はなく、すべて渋柿。しかし、砂糖のなかった時代に柿の甘さは貴重とあって、干し柿にして風にさらす渋抜きの方法が考え出されたのです。

柿なますは、まさにこの自然の甘味料を生かした料理。
だいこん、にんじんに晩秋から初冬にかけて寒風にさらされ甘さを増した干し柿を入れ、酢を加えただけの素朴な味が冬の訪れを知らせてくれるたべものです。

柿の味そのものを味わうには、今、店頭をにぎわすアンポ柿がおすすめ。
やわらかい甘さが人気ですが、アンポ柿は漢字で書くと甘干柿。甘の字にはゆるいという意味もあり、文字通り、甘くやわらかい干柿なのです。

「柿が赤くなると医者が青くなる」ということわざが中国にはありますが、柿は栄養価が高く健康食品としても知られています。
なかでもビタミンCは、柿一個でヒトの一日の必要量を含んでいるそうで、疲労回復、カゼの予防、アンチエイジングにも効果があるそうです。又、葉っぱにもビタミンCが多く、又、殺菌効果が高いので柿の葉寿司にも使われています。

さらに生薬としては干し柿は柿餅(シヘイ)、柿のヘタは柿蔕(シテイ)とあますところなく利用できる柿は、とかくすぐれものなのです。
ちなみに柿のヘタ・柿蔕はシャックリの妙薬とか。

13日は事始め、お正月の準備もカウントダウンに入りました。
朝起きて寒いという日は、足の三陰交に火を使わないお灸太陽を。ほどなく足許からポカポカしてきます。
太陽ははるだけでお灸効果が約3時間、あわただしい毎日、家事をしながらでも、お仕事の追い込みやご多忙の時にも大変便利。そして夜は「はじめてのお灸moxa」で、養生を。その日の疲れはその日のうちに取りましょう。
sennenq01 * - * 15:19 * comments(0) * - * - -

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