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今、懐紙が

2つ折にした懐紙のなんともいえない存在感は正方形の紙を2つに折るのではなく、縦17.5cm、横14.5cmのやや長方形を2つに折ることで細くもなく、ほどよい幅を持って例えばお茶席で菓子を取り分けてのせると器としてもいい具合になるすぐれものです。(懐紙には男性用の20.5cm×17.5cmサイズもあります)

この懐紙、今ではお茶席に欠かせないもの、お茶の小道具という認識が一般的ですが、懐紙の歴史をひもとくと、かつてはもっともっとさまざまな用途に使われていたようです。

懐紙はまだ紙が貴重品であった平安時代、平安貴族にとっては日常の必需品、常にふところに入れていたところから懐紙と呼ばれるようになったとか。
時には便箋として、お皿のかわりにたべものをのせたり、ナフキンであったり、時にはさらさらと歌など書くとか、その用途はとてもひろいものだったのです。


懐紙は和紙独得の洋紙にはないあたたかさと、ほどよい厚みと固さがあり、吸湿性さえもそなえたすぐれもの。千年をこえて拭く、つつむ、書くなど長い歴史の中でさまざまな役割を果たすなかで、ムダがそぎ落とされた用の美が懐紙には宿っているのです。
今、私たちの暮らしはあふれんばかりモノに囲まれています。
例えばかつて懐紙が果たした書くという役割にしても、メモひとつだって何十種類、いやもっとかもしれない種類が大小カタチを替えて売られています。

私たちはそれをえらぶなかで相手へのことを考えています。
しかし懐紙ですべてを果たしていた時代の人はその気持ちをコトバとかにもっと心をこめていたのです。

懐紙にお菓子ひとつをのせる場合でも鶴であったり亀であったりとおめでたいカタチに折ったり、ころがりそうなお菓子にはころがらないように縁を高く折ったり、とシンプルななかに心をこめることの大切さをあらためて教えてくれるのが懐紙なのです。
ちょっと気の利いたおもてなしができる懐紙、一度チャレンジしてみてください。

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sennenq01 * - * 13:58 * comments(0) * - * - -

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