<< 鳩餅 | main | 春は桜色 >>

ひつまぶし



細かく刻んだうなぎのカバ焼があつあつのごはんの上にびっしりこれでもかとのって登場するひつまぶしは名古屋を代表する食べものです。
ひつまぶしのひつとはお櫃のこと、まぶしはまぜること。うなぎをおいしく食べる名古屋独得の工夫から生まれた名古屋めしの代表です。
日本の食を代表するうなぎは今では外国人にも人気急上昇ですが、その料理の仕方で関東風、関西風の違いがよく話題になる食べもの。
背開きにし、素焼して一旦蒸して油を落とし、それからタレをつけてふっくら焼きあげる関東風と頭をつけたまま腹開きにして、そのままタレをつけ焼くことでパリッとした中にジューシィなうなぎの味を求める関西風がありますが、ひつまぶしは焼きかたは関西風ですが、こまかく刻むことでごはんによくなじむようにとの工夫から生まれた、いうなら名古屋風なのです。

みそ煮込みうどん、みそカツに代表される独得の渋味の強い赤味噌を基本とした少し濃い目の味つけの名古屋メシとは違って、ただひたすらおいしさの追求から生まれたひつまぶし。

「ハレの日はひつまぶし」とよく言われるひつまぶしにはおすすめの食べかたがあります。
決して強制されるわけではありませんが、それに従うことでいただいたあとにきっとごちそうさまといいたくなる気持ちになるのです。
はこばれてきたひつまぶしを、しゃもじで4等分し、1杯目はまずそのままお茶わんによそいカバ焼の味を、2杯目はねぎやわさびなどの薬味をまぜてさっぱりと、そして3杯目はのりをのせて特製のだしをかけてお茶漬け風に、で4杯目はというとこれはお好みで気に入った食べかたをアンコールでどうぞ。と食べかたにまでまさにおいしいものへのあくなきこだわりの心が生きているところが、ひつまぶしが名古屋めしの代表といわれるゆえんでしょうか。

きのうからお彼岸に入りました。
暑さ寒さも彼岸までのことわざを証明するためですかといいたくなるほど日替りで暑かったり寒かったり。今こそお灸で体調管理がおすすめです。
「はじめてのお灸 moxa」を手の合谷、足の三陰交に・・・

今週で500回になりました。

花の春 誰そや さくらの春と呼ぶ 蕪村
 
sennenq01 * - * 09:35 * comments(0) * - * - -

コメント

コメントする









このページの先頭へ