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シャクナゲ


シャクナゲは深山でひっそりと咲く花です。
森の中でシャクナゲの花に出逢うとその淡い淡いピンク色が実際の花の色よりずっとあざやかに見えるふしぎな美しさから「花木の王」と呼ばれてきました。

今ではヒマラヤやアジアの高地原産のシャクナゲがヨーロッパで園芸植物として品種改良が進み、鉢植えや庭木としてすっかりポピュラーな花となっています。
しかし日本に古くから自生するシャクナゲは標高800メートル以上の高山で咲く花、その神秘的ともいえる美しさからつねに盗堀の危機にさらされてきたのですが、高山のシャクナゲはたとえ手に入れても平地に植えるとほとんど育たないデリケートな花ということもあって、いっそう人気が高い花だったのです。

この高山植物でもあるシャクナゲがなぜか低山の斜面に大群落で咲くことで国の天然記念物に指定されているのが滋賀県日野町のシャクナゲ。
今ではシャクナゲは滋賀県の県の花にもなっています。

かつて作家の井上靖さんの修行時代の詩集に「比良のシャクナゲ」という詩があります。
「・・・はるか目下の鏡のような湖面の一部が望まれる比良山系の頂であの香り高く白い高山植物の群落がその急峻な斜面を美しくおおっていた・・・」とうたわれた琵琶湖の西にそびえる比良連峰にもシャクナゲはあちこちに見ることができます。

比良連峰は1000メートルをこえる峰々が連なって、関西ではよく知られた登山のメッカですが戦後のスキーブームで山頂にスキー場ができ、ロープウェーで山頂まで登れたため、観光客が増えシャクナゲにとっても大変な時期もありましたが、雪不足やスキーブームも下火とあってロープウェーが撤去され、比良は今再びシャクナゲに似合う静かな山になっています。

いよいよあと1週間でゴールデンウィーク、今年は10連休も可能とか、今から体調をしっかりととのえ楽しいゴールデンウィークを・・・。お灸で養生がおすすめです。「はじめてのお灸 moxa」を三陰交にどうぞ。
sennenq01 * - * 09:35 * comments(0) * - * - -

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