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けし餅 秀吉も口にした?

創業はなんと天文元年すなわち1532年の室町時代。
あの関ヶ原の合戦よりまだずっと前、歴史に名をとどめる戦国武将が各地に輩出しはじめた頃というからなんともすごい歴史のお店です。

けし餅はこのお店の代表的なお菓子のひとつ。 こしあんをつつんだ餅の表面をベージュや、少しこげ目がついた茶色のけしの実でびっしりとすき間なくつつんでいるふしぎな顔のお菓子です。


よく、けし粒のようなといわれるほど、ごくごく小粒のけしの実でおおわれたけし餅は、口に入れると、けしの実のこうばしい香りと、やさしい甘さのこしあんの微妙なバランスが、味を守って当代で20代目という伝統の味の深みなのかも。

けし餅が生まれた大阪、堺というのは早くから天下の台所大阪の南蛮貿易の港として栄え、数多くの豪商や町人が生まれ、独自の文化がはぐくまれたのです。 早くからお茶を楽しむ人が多かった堺に千利久が生まれたのはちょうどこの時代。 成人して茶を通して秀吉をはじめ時の権力者たちとの交流があった利休に好まれたけし餅は茶席に用いられることが多くなり、全国に知られる銘菓となったのです。 かの秀吉も口にしたであろうけし餅をお茶菓子と求めるために訪れる和服姿の女性が今も目立ちます。

オランダをはじめ世界各地から工芸品、薬種、香料など、さまざまな文物がもたらされた中にはインドからの食用のけしの実もあったようで、それを和菓子にとり入れて生まれたけし餅は堺という町で生まれるべくして生まれた菓子なのです。
 

梅雨もなかばをこえたこのところ連日激しい雨で湿度の高い天候がつづくなか、マスクの人の姿が目立ちます。夏風邪の季節のはじまりです。
夏風邪予防には、お腹の中かんのツボへ「はじめてのお灸 moxa」を。
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sennenq01 * - * 09:35 * comments(0) * - * - -

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