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木槿 ムクゲ

炎天下の街並みの一角にそこだけは涼しげに咲くムクゲの花が、一瞬吹きぬけた風にゆれています。
カッと輝りつける真夏の強い日ざしをはね返すように咲くムクゲは、そのためにエネルギーの全てを使い果たしたかのように朝咲いて夕方にはしぼむ一日限りの花とされ
かの小林一茶の句にも
それがしも その日暮らしぞ 花木槿
とムクゲに語りかけているものがあります。


又、たった一日に精一杯美しく咲くムクゲの花は、一期一会を大切にする茶道の精神にふさわしいと夏の代表的な茶花として、この季節には欠かせない花とされているのです。

しかし、ムクゲはほとんどの植物図鑑にもその日限りの一日花として紹介されていますが、実はムクゲはなかなかしたたかで朝花を開き夕方しぼんでも、次の日には又ひらく花や、夕方になっても花を閉じないで2〜3日咲きつづけるムクゲもあり、全てのムクゲが朝咲いて、夕方に閉じるわけではないようです。

 

にもかかわらずムクゲが一日花という定説が生まれたのはどうやら中国の有名な詩にあるようです。

唐の白楽天の詩の一説に「槿花一日自成栄」たった一日でもせいいっぱい咲くというのが訳される過程で「たった一日のはかない栄え」と誤訳されたのがひろまったのが原因といわれているのですが、今もほとんどの植物図録などにはムクゲは一日花と紹介されるというふしぎがつづいているのです。


ムクゲは早い時代に中国から伝えられたそうで生薬としては白い花のツボミを摘みとり乾燥したもの木槿花(もくきんか)、樹皮を乾燥したものは木槿皮(もくきんぴ)と呼び、解熱・利尿・解毒などに効果があるそうです。
ともあれ、花の少ない夏に涼しげに咲くムクゲは、夏には欠かせない花なのです。

 

明日は土用の丑の日、暑さきわまりというところ。
でも何かと行事の多い時期です。

 

一日の外出でつかれたときは「はじめてのお灸 moxa」を足の裏の湧泉にどうぞ。

sennenq01 * - * 09:35 * comments(0) * - * - -

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