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8月限定 すだち氷 

暦の上で明日は立秋。
秋が立つの立つは、はじまりの意。しかし秋といわれても夏はまだまだ真夏日がつづきます。
このうだつようなという言葉がぴったりの連日の猛暑をいっとき忘れさせてくれるたべものといえば氷。
みぞれ、レモン、いちご、金時などのスタンダードな氷と並んで、8月の声をきくとぴったり一ヶ月限定の夏のメニューが登場するお店が京都にあります。

 

夏の暑さも極まる8月の声をきいて登場するのは「すだち氷」。
8月1日にどんなこだわりがあるのかはわかりませんが、「すだち氷」がメニューに登場すると街中から少しはなれた西の桂川のほとりまで足を運ぶ人も多いのです。
注文すると運ばれてきた時から、すだちのさわやかな香りがいかにも涼しげ、口に含むと蜂蜜たっぷりの白蜜の甘さとすだちの香りが、夏の暑さを吹きとばしてくれるさっぱりとしたおいしさはなかなかです。

かつてエアコンも冷房もなかった時代、夏ともなると人は建具を夏障子に替えて坪庭から流れてくるかすかな風をうちわで受けとめ、暑さをしのいでいました。

 

物理的に温度をさげるのではなく涼しいと感じる心を大切にして夏をやりすごす暮らすの伝統が、京の暮らしの中には今も脈々と生きています。

 

大文字の日には桂川の橋の上から少し遠い大文字を見て、橋のたもとのお店で「すだち氷」という人で超満員になるとか。

かつて都では、夏の朝うり畑に瓜を見に行った瓜見という風流なならわしがあったそうですが、この桂川のあたりは京の伝統野菜「桂うり」の産地ということでこのお店でも、その伝統野菜「桂うり」のジュースをかけた氷も夏らしい趣向で人気とか。

 

今年の夏は日中は猛暑でもこれまでは朝夕はすごしやすい夏でしたが、あとひとがんばり。「はじめてのお灸 moxa」で夏の養生を。ツボは足三里がおすすめ。

sennenq01 * - * 09:38 * comments(0) * - * - -

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