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ゲンノショウコ

ゲンノショウコは「現の証拠」と書きます。
文字通り、下痢のとき飲むとたちまち、たしかな効きめがあるところから、こう呼ばれてきたのです。
数ある薬のなかでその効能が名前になっているのは、10もの効能を持つとされ「十薬」と呼ばれるドクダミがありますが、ゲンノショウコにはその他にも「医者いらず」「たちまち草」なんて名前もあるほど、ひろく信頼されていたのです。

 

日本全国どこにでもある植物であり生薬として、その効果は認められてはいるのですが、ゲンノショウコは、ジュウヤク、ドクダミなどと並んで民間薬のスターですが、いくつもの生薬を調合して生まれる漢方薬にはあまり用いられないようです。
民間薬というのは有史以前から言い伝えられつづけてきた薬。割合すぐに手に入り副作用がなく、例えば量をあやまっても安全というハードルをこえて人々の健康を守ってきたという長い歴史があるのです。

 


地面をはうように葉を伸ばし、1センチに満たない花をつけるゲンノショウコはその葉に有効成分が多く含まれるので葉のいちばん元気な夏に根元からひいて乾燥させて保存します。かつては山里の農家の軒先につるされた光景がよく見られました。

 

下痢止めに有効とされるゲンノショウコは普通煎じて飲みますが、さっと煎じたものをつめたくして飲むと便秘の薬にもなるという両方の成分を持っているところはまさに民間薬のスター。
お茶にしてよしのゲンノショウコは今、大ブームのサプリメントや健康茶などによく用いられるようになってきているのです。

 

秋分も過ぎました。
台風一過、ぐんと温度がさがったりと、天候が目まぐるしく変化しています。
秋の養生に足三里に「はじめてのお灸moxa」を。

sennenq01 * - * 12:33 * comments(0) * - * - -

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