朝の公園



四月、北京の朝の公園。
さまざまに体を動かす人達に出あいました。

「イー・アル・サン・スー…」グループでリーダーのかけ声にあわせて体を動かす人、ひとりで自分のペースを守る人、大木に向って深呼吸をくり返す人、大声をあげている人、太極拳の美しいポーズを見せる人などなど…。

それぞれが長い歴史の中で編み出され淘汰されながら、今、3000とも、それ以上ともいわれるほど流派とスタイルがあるとされる中国の健康法。
そのいずれにも共通するのは朝の大気の中で自然の大きな営みを体全体でうけとめることで、ヒトも自然の一部であることを実感することから始まる漢法の考えかたをもとにした健康法なのです。

熱がある体がだるいといってなんでも病院にかけ込むのがあたりまえのことになっている私達には自分の体は自分で守るという考え方は、ちょっとピンときませんが中国では、そうすることが普通であり、又、病気になる前、即ち病気の前兆である未病の間に体調をととのえ病気にならないようにするのが一般的な健康法なのです。

あまりにも自分の体、自分の健康さえも人まかせにしている私達の日常を考えるとチョットいいのかなって思ってしまうのですが、この朝の公園に若い人の姿はほとんど見ることはありません。
中国の若い人達には、こうした伝統的な健康に対する考えかたは次第に受け入れられなくなっているようです。

なにはともあれ、久しぶりに体験する早朝の公園、あちこちで展開する健康法の見本市のような中にいると、なぜか体がどんどん反応して思わず体を動かしたくなってきます。

少なくとも朝の空気を胸いっぱいに吸い込むだけでも、体の中にいいものを取り込んだような気がしてきました。
「自分の体は自分で守る」決してむずかしいことではないのです。考えてみると自分の体を一番良くわかっているのは実は、自分なのですから。

ちょっと疲れた、ちょっとおかしいという体のシグナルに耳をかたむけ、早めに対処する、それこそが「自分の体は自分で守る」ことなのです。

体の疲れはお灸で、ストレスは、香りで…。はじめのお灸moxaは、世界ではじめて香りがえらべるお灸。体と心を同時に癒す、すぐれものです。
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