贈り物はたからもの



今日はクリスマス。
サンタさんのプレゼントにとびきりの笑顔の子供達にあえる日です。クリスマスプレゼント、バースデープレゼント、結婚祝、入学祝------
ヒトにモノを贈ることって、とてもよくあること。

いただきものを誰かに贈る「お福分け」なんていい言葉につつまれた贈り物もありますが、贈り物って相手は決まっていて、さて何を贈ろうかと思いめぐらすことからはじまるのがおきまりのパターン。

贈り物というのは、ヒトの心をあたたかくする力があるとよく言われます。それは贈られるほうはいうに及ばないことですが、実は贈るほうの心もあたたかくしてくれるからです。何にしようかに始まり、あれでもない、これでもない、そのたびに相手のことを考え相手のことを思い浮かべて---------それこそ何日も時には何十日もかかる場合もあったりして。悩む相手のあることこそ、とても心をあたたかくしてくれることなのです。

思い悩んで時間がかかった訳ではないのですが、日本にはなんと20年もかかるプレゼントがあります。思いたったらまずすることは木を植えること。
木は桐の木。日本各地に見られる桐の木は、軽くて防虫効果もあるところから衣裳ダンスとして最適とされてきました。しかも成長が早く20年もすると太く成長し立派にタンスになることから、娘が生まれると桐を植えるという素敵な風習が日本各地にありました。成人する日の娘の姿を見守りつづけるというまさにオンリーワンプレゼントという言葉にぴったりの思いのこもった贈り物だったのです。

又、こんなオンリーワンプレゼントの話もききました。
20才のクリスマスの日、ある娘さんがお母さんから贈られたのはシルバーのフォトスタンドだったそうです。そこには3才の頃の自分の写真と全く記憶にない絵が入っていたのです。その絵は3才過ぎのある日、娘さんが書いた絵で「mama」といってくれた絵でした。娘からのプレゼントでお母さんの宝物だったのです。
長い間、ささいな事で口答えする娘さんに何度「アナタはこんな絵を書いていたのよ」とこの絵を見せたくなるのを、成人の日のプレゼントにとじっとガマンしてとってあったのです。プレゼントを開いた時のその笑顔はまさにお母さんの子育てにかけてきた気持ちに十分こたえる笑顔だったとか。

贈り物は相手のことをおもう気持ちの深さなのかも知れません。
クリスマスが終ると今年も後わずか、一年間のハードな日々に耐えぬいてくれた肩に「はじめてのお灸 moxa」を、あと一週間をのりきるために---------。
来年もよろしくお願い致します。
* 季節 * 11:03 * comments(0) * - * - -

祇園さんにはキュウリは食べません



早朝からセミの大合唱がはじまっています。

「祇園さんやから梅雨ももう終り」京都では祇園祭の頃が例年梅雨明けを迎えるところから、たとえそれより早く気象台の梅雨明け宣言がされても京の人は祇園さんまでと決して譲りません。
そしてその祇園さんが終ると京の夏はいよいよ本番。

ナス、カボチャ、キュウリ・・・京野菜がおいしいシーズンを迎えます。トマトもキュウリも今では年中手に入りますが、本来日本では夏がシーズンの野菜。

       

京都ではこのキュウリを7月一杯口にしない人たちがいます。
祇園祭は祇園八坂神社のお祭りですが、その八坂神社の紋にキュウリの切り口が似ているとして祭にかかわりのある人は、昔から食べないのです。祇園祭は17日の山鉾巡行がよく知られていますが、お祭りそのものは7月1日に始まって1ヶ月まるまるつづきます。その間中キュウリを口にしないというのですから念が入っているのです。
キュウリはインドあたりが原産、紀元前にヨーロッパに伝えられそれがシルクロードを経て仏教と共に日本に伝えられました。
奈良時代には「黄瓜」とも記されていますが、今私達が食べるあおい細身のキュウリと違って文字通り黄色く完熟した太く種の多いキュウリを食べていたのです。

「ウリのツルにはナスビはならぬ」という諺がありますが、かぼちゃにはキュウリがなります。今日キュウリがここまでひろく食べられるようになったのは、かぼちゃの協力があったから、本来キュウリの根は病気になりやすく、連作を嫌い農家にとっては、けっこう大変な野菜でした。そこで根の張りがよく病気にも強いかぼちゃの根にキュウリを接ぎ木することで根の強いキュウリが生れたのです。

夏の野菜は太陽のエネルギーをたっぷりたくわえた露地ものが多くなります。自然のエネルギーを体にしっかりとり入れることのできるのもこの季節です。夏は暑いと敬遠するのではなく積極的にチャレンジするのも夏をのりきるひとつの方法。そのためにお役に立つのが「はじめてのお灸 moxa」を足三里、合谷に・・・。夏の灸養生、是非おためし下さい。
* 季節 * 18:14 * comments(0) * - * - -

かばたのある暮らし



滋賀県の面積の1/6を占める琵琶湖には大小あわせて400もの川が流れこんでいます。

琵琶湖を囲むように発達した湖岸の人々の暮らしには、古くから湖を守るための独自の水文化がうけつがれてきました。滋賀県第2の川、安曇川の豊かな伏流水がまちのどこにでも湧き出す高島市針江は「針江生水の郷」として水をめぐるくらしのルールがまちを支えています。

町の人は湧き出す水を「生水」(しょうず)と呼んできました。「生水」には文字通り生きた水という意味がこめられているのです。

各家々の台所につづく「川端」(かばた)と呼ばれる水場には、このまちの人たちの水を大切にしてきたくらしのかたちがあります。
休むことなく湧き出す生水があふれる「元池」の水は飲み水として、その水が流れ落ちる「坪池」の水は顔を洗ったり炊事の水として、そして、その水は鯉の泳ぐ「端池」へと流れ込みます。「端池」は食器を洗ったりに使います!お釜についた米粒などは泳ぐ鯉がすべて食べつくしてきれいになった水が家のそばの小川からまちの中央を流れる大川をへて琵琶湖に入るのです。

いわば水源地にあるこのまちでは、水をめぐるシステムを「川端」と呼び神聖な場所としてその家の主婦が守ってきました。このまちに嫁いできたお嫁さんは、今もお姑さんからまず教えられるのは、この川端をめぐるルールだそうです。

まちの中央を流れる大川から子供たちの元気な声がきこえてきます。カワガニが走り鮎が泳ぐ川での遊びの中で子供たちは水と共に生きるルールを身につけていくのです。

休むことなく湧き出る水を生水と呼びその水をいかにピュアに琵琶湖へ届けるか、そのために生み出されたここ針江の川端は、あたりまえのことをあたりまえに守りつづけることの大切さを私達に教えてくれました。

さぁ… 梅雨明けも間近、「はじめてのお灸 moxa」でそろそろカラダも夏支度をはじめませんか。健康増進、病気予防のツボ 足三里がオススメです。

「針江生水の郷」への訪問は事務局に連絡して下さい。090-3168-8400
* 季節 * 16:47 * comments(0) * - * - -

余寒・予感




立春をすぎてからの寒さを余寒と呼びます。文字通り寒のあまり・・・。
めっきり春めいた日がつづくなか、取り残されたかのようにやってくる寒さのイメージにぴったりのコトバですが、今年の2月の寒さは各地で記録をぬり替えるほどのきびしい日がつづき、2月23日に関東に春一番が宣言されましたが、その翌日は又、雪。各地ともまだ余寒とはほど遠いきびしさがつづいているのです。

とはいえ、ひなまつりも終りどうやら春はかなり近くまできたようで、遅れていた京都の北野天満宮の梅の花も見頃を迎えています。
そして、自然に目をやると2月のきびしい寒さのせいで、じっと我慢を続けていた草も木もようやく廻りを見ながら頭をもたげはじめてきたようです。春を告げる香りというとまずフキノトウ。でも田芹もなかなかのものです。

セリは根の白いところから根白草とも呼ばれるほど浅いみどりと白い根があざやかな水ゼリがポピュラーで、平安時代にはもう栽培されていたといわれるほどヒトの食生活との関わりは古く、京の伝統野菜の中にも久世のセリとして今も栽培されています。冬でも暖かできれいな湧き水のあるところなら育つ水ゼリは、今ではすっかり冬の野菜のようになっています。

それにひきかえ田んぼのアゼ道のワキや刈り株の並ぶ田ごしらえの前の水田に自生し黒い土にはり付くように芽を出す田芹はセリの種類の中でも厳しい冬を超えて芽を出したせいか香りが強いのが特徴で、田んぼのアゼ道で見つけて摘み取ると手にあのセリの香りがひろがります。

セリは万葉集にも登場し、又、春の七草にも一番にあげられるほどですが「春苦み 夏は酢物 秋辛み 冬は油と心してとれ」というコトバもある通り、セリといい、仲間のミツバ、そしてフキノトウなど春先に顔を出す自然のめぐみはどれもアクが強くほのかな苦味と香り高いのが特徴です。

冬の間はどうしても新鮮な野菜の不足がちの体には、季節にさきがけて登場するこのほどよい苦味と香りが春を予感させてくれるのです。

あなたはもう、この春の予感に出会いましたか−−−−。
春はいよいよもうそこまできています。
春をいきいきエンジョイするために、この週末あたり「はじめてのお灸moxa」で身も心もリフレッシュしておいてはいかがでしょう。一足早く、春爛漫、花のかほりがおすすめです。

* 季節 * 17:39 * comments(0) * - * - -

ひなまつり




桃の花・菱餅・甘酒・ひなあられ----- 。
ひなまつりに向けてデパートの菓子売場が日に日にピンク色に染まっています。特に日頃はシックなトーンの和菓子コーナーがこの期間だけは、思いっきりとばかり桃色一色。

ひなまつりは、女の子の成長の無事を祈るおまつり、おひなさま、女の子の節句とも言われてきましたがもともとは中国の行事。ひなまつりにつきものの桃の花は邪気をはらうとして欠かせないものとされてきたので桃の節句とも言われるのです。しかし3月3日ではまだ桃の花は固いツボミ。ひなまつりに花屋さんに並ぶ桃の花は、この日のために特別に咲かせたもので、自然に咲く桃の花は4月に入ってからです。

ひなまつりが今のように立派な人形を飾るようになったのは、江戸時代になってからだそうで、それまでは中国で行われていたように紙でつくったヒトガタに邪気をのせて川に流していました。
旧暦3月3日、今年は4月の8日にあたりますが、この日、色紙で折ったひなを近くの千代川に流す島根県用瀬(もちがせ)の流しびなの行事は本来のひなまつりのかたちを色こく残しているといえるのです。

春めいた光の中、ワラで編んだ桟俵(さんだわら)にのった色紙を折ってつくられたおひなさまは、女の子の無病息災を託されて、きらめく流れの中にゆらゆらと・・・いかにも春を告げる行事なのです。そして、もう岸辺の桃の花だって咲くころ自然も子供たちの健やかな成長を見守っているのです。

それからひなまつりに欠かせない菱餅の色も、春を表現しているのって知っていますか?五段の菱餅もありますがポピュラーな三段の菱餅は上からピンク、白、みどり。ピンクは桃の花、白は雪、みどりは大地をあらわしているのだそうで、桃の花がひらきはじめる春、白い雪の下にはもう春のいのちが芽をだしているという状景。このみどりは、芽を出したばかりのよもぎをつき込んだよもぎ餅、ひときわ香り高く春の訪れを告げているのです。

三寒四温とはまだいいがたい今年の冬。しかしひなまつりともなれば、やはり気分もなごみます。いよいよ季節は春、明るい光に春を満喫して下さい。天然よもぎ100%せんねん灸「はじめてのお灸moxa」からの提案です。
* 季節 * 11:13 * comments(0) * - * - -
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