ザクロ 紅一点


梅雨の晴れ間に顔を出す太陽の光はもう夏そのものの力強さですが、その日ざしに似合うのがザクロの花。

ザクロの実は秋の季語ですが、ザクロの花は夏の季語です。
梅雨のたっぷりの水ですっかり緑の色を濃くした自然の中で強い日ざしをはね返すような赤い花には、いかにも夏の花といえる華やかさと強さがあります。

「紅一点」私達が日頃よく使うこの言葉は実はこのザクロの赤い花のこと。


中国の詩人 王安石は「万緑叢中紅一点」とみどりの中の一輪のザクロの花の鮮やかな印象をこううたいました。
日本に伝えられたこのコトバは明治に入り、数あるものの中で異彩をはなったものの意味として用いられるようになり、やがて花というところから男性の中のたった一人の女性の意味として定着してきたのです。

ザクロはペルシア生まれ、シルクロードを通り、中国から日本に生薬として、又鑑賞用として伝えられました。食べられるようになったのは明治になってからとか。

ペルシアでは古くから、その実は美肌、健康効果が良く知られ、子孫繁栄を願う女性に強く支持されてきました。

5000年もの昔から女性の果実とされてきたこのザクロにはビタミンB、Cやポリフェノールが豊富。又、その種には女性ホルモンの一種でエストロゲンと似た働きがあり、ホルモンのバランスをととのえるところから「子宝の果実」とも呼ばれてきました。
それが今、妊活をめざす女性には妊活ジュースとして注目を集めています。

五月雨に ぬれてや紅き 花柘榴

再び雨が降りはじめています。日変りで変化する天候で体調をくずしがち。
今こそ、お灸で養生の季節です。「はじめてのお灸 moxa」を足三里に胃腸の調子をととのえ、元気の出るツボです。
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錦の人 若冲



京の台所錦市場には、通りいっぱいに若冲生誕300年の文字と共に伊藤若冲の傑作がいくつもたれ幕として飾られ訪れる人の目をひいています。
先日東京都美術館で開かれた若冲展が入場待ち5時間が話題となった伊藤若冲は丸山応挙をはじめ蕪村など多くの画家が活躍した江戸中期、その卓越した技法から生み出される精緻をきわめた描写と鮮やかな色彩で独自の世界をひらきました。
若冲は1716年、錦市場の青物問屋の長男として生まれ早くから書画を学び、40才にして次男に家督をゆずり、以後絵の道を本格的に歩んだのです。

今年はちょうど生誕300年にあたるため京都でもいくつもの展覧会が開かれ、雑誌でもたくさんとりあげられ今、大ブレークというわけです。
若冲の作品の中には生まれたときから身近な存在であった蕪や大根、レンコン、なす、かぼちゃなども描かれていますが、その集大成ともいうべきなのが代表作のひとつ「野菜涅槃図」。おしゃかさまの入滅を描いたものですが涅槃図の中央には大根が横たわり、その周囲には大根の死を悲しむさまざまな野菜やくだものを描くという若冲ならではの世界を生み出しているのです。


若冲は野菜だけでなく動物も多く描いていますが良く知られるのはニワトリを描いた傑作、あざやかな色彩と徹底して細部にまでこだわって描き込んで独自の迫力が、絵にどんどん近づいて見たくなるふしぎな魅力に圧倒されるのです。

早々と御隠居の身分となり、画業三昧に生きたと思われていた若冲ですが、近年発見された資料によると他の市場の画策で奉行所から、錦市場の営業許可がとり上げられそうになったとき若冲は町年寄として先頭に立って、市場存続のために奔走したことがわかったのです。
錦市場があげて若冲の生誕300年をかかげるのはきっと常に錦の若冲として生きた先人をたたえるおもいからなのです。

梅雨に入り、ぐずついた天候がつづき体調をくずしがちです。足三里に梅雨の養生のお灸を。「はじめてのお灸 moxa」がおすすめです。
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クサアジサイ


クサアジサイがみどりの中に埋もれるようにひっそりと花をつけています。
クサアジサイはその名前の通り、樹ではなくてユキノシタ科の草花でアジサイによく似た花をつけることからこう呼ばれています。

アジサイと同じように6月に入り梅雨入りのニュースが話題になる頃になると、私達がアジサイときいてイメージする大きな花ではなく、うんうんと小さく清楚な花が咲きます。

クサアジサイは草花ですから、普通のアジサイと違ってずっと遅くまで、図鑑によると9月までも花をつけるとか。
アジサイと同じように、ポッポッと落ちてくる雨が似合う花です。

6月の呼び名に水無月がありますが、梅雨というのにどうして水の無い月と呼ぶかについては諸説あるようです。たとえば、旧暦の6月というのは今の暦でいうと8月にあたり文字通り真夏で水がないから水無月とか、水無月の無は「の」という意味の連体助詞の「な」であり、水の月というところからとか。いずれにしても水には縁のある月であるのはたしかなのです。

又、この時期は季節をあらわすコトバ七十二候によると「麦秋至」(むぎのときいたる)ちょうど麦の刈り取りの時、伊吹山のふもとでも黄色のシールを貼りつけたように点々と黄色く色づいた麦畑がありますが、ちょっと見ない間にすっかり刈り取られ、耕されて水が入り田植えを待つ水田に変りつつあります。

夕方ともなると、あちこちの田んぼから蛙の大合唱がきこえてきます。いよいよ近江米の米づくりのシーズンが始まるのです。

ジメジメする梅雨時ともなると私達のカラダも影響をうけてカラダに水分がたまりがちになり、そしてそれがつづくと消化不良や下痢など体調をくずしやすくなるのです。
「はじめてのお灸 moxa」を足三里に梅雨の養生にぴったりです。
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バードコール



バードウィークは終わりましたが、樹々の緑が増えるとともにどこからともなく野鳥の声がよくきこえる季節となってきました。この野鳥と会話する道具のひとつにバードコールがあります。
本来は狩りのために鳥を呼び寄せる道具で日本では縄文時代にキジを呼びよせていたというキジ笛が見つかるほど歴史は古く、江戸時代は竹でつくられた竹笛が鳥にあわせて発達したようです。

アメリカには木にさし込んだ金属を回すことで野鳥の鳴き声に似た音を出して野鳥を呼びよせるバードコールがあります。
有名な野鳥保護団体オーデュポンのバードコールはそのデザイン、性能からとても人気があり、木にさし込んだネジを回すスピードをかげんすると何種類もの鳥の鳴き声を出すことができます。
今ではネックレスになるほどかわいいバードコールも人気とか。小さくても1個1個手造りで調音もきちんとされているすぐれものです。

鳥によっては口笛に反応して集まる鳥もいるほどなので今日は手づくりのバードコールをつくってみます。
用意するものはナラ、ブナ、クスノキなど広葉樹のよく乾燥した枝。太さ2〜3センチ、長さ4〜5センチくらいのもの、丸カンネジ。
ネジが5ミリなら、穴は4.5ミリ少しきつ目の穴をあけて、そこにネジをギュッギュッと回しながらねじ込みます。
そのあと少し根気よくキュッキュッと回すことで木が焼けて固くなり次第にいい音がでてきます。

あとは回し具合でいろいろな小鳥の鳴き声がでるようになってきます。まさに手かげん。
バードコールの音に鳥が反応するのは美声にひかれてではなく、ナワバリへの侵入者に反応しているので、少々の悪声でも鳥は応えてくれるかも。
マイバードコールは果たしてどんな野鳥が集まってくるか楽しみです。

いよいよ梅雨入りも間近です。
すっきりしない梅雨の体調管理には「はじめてのお灸moxa」を足三里に・・・
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キャラメルが今、人気


口に入れるとキャラメルの中から濃厚なミルクがトロッと出てきます。
ソフトキャラメルとミルクの風味がふしぎなハーモニーで口いっぱいにひろがる今、話題のこのキャラメル。
地球の裏側、東欧はウクライナの元大統領経営の世界に知られたチョコレートメーカーがつくったもので、自家製の新鮮なミルクとクリームをソフトキャラメルにとじこめたもの。その独得な口あたりとおいしさで、今、遠い日本で人気を呼んでいるのです。


実はこのキャラメルの人気を支えているのは味のほかにもう一つあります。それはパッケージやキャラメル一個一個をつつむ包装紙にまで描かれたネコのイラスト。
若い女性にとってネコがかわいいというのもこのキャラメルを買うキッカケになっているとか、今、世界的にひろがるネコブームはそこまできているのかとあらためておどろかされました。

ところで6月10日はミルクキャラメルの日だそうです。
今から100年も前、日本ではじめて生まれたキャラメルが売り出された日だそうで、以来日本人にとってキャラメルは長い間遠足のリュックサックに必ず入っているお菓子として、絶対的な人気でしたが、今ではとてつもなくひろがったスイーツ市場の中にとり込まれてきていたのが最近再び脚光をあびているのです。

歩け歩けで今や4000万人をこえるといわれるウォーキング人口、朝の郊外の電車の駅には、ウォーキングや軽登山をめざすシニアのグループを必ず何組か目にします。
このブームに「キャラメルウォーキング」と名づけて、ウォーキングの糖分補給にキャラメルをというメーカーのキャンペーンがテレビや雑誌で紹介されて以来、今ではシニアのウォーキングの栄養補給に欠かせない甘味として、人気だとか。かつて遠足の一番の楽しみのおやつだったキャラメルは今シニアのザックの中に新しい場を得ているのです。

京都は葵祭が終わっていよいよ季節は初夏を迎えます。
緑が美しい季節です。ちょっと足を伸ばして万緑を楽しむというのはいかがですか。お供にはキャラメルを持って。
そして一日の終わりには足三里にはじめてのお灸を。その日のつかれは、その日のうちに解決しましょう。
sennenq01 * - * 09:35 * comments(0) * - * - -
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